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卒中後遺症の神経障害、高次脳機能障害、感情障害の症状について詳しくご説明いたします
神経障害~神経障害とは身体におこる障害のことです。脳卒中後遺症では次の
ものがよく見られます。
①失語症~話すことや、言葉を理解する、聞く、読むなど言葉に関するすべ
ての事がうまくできなくなる。
せなくなる症状です。主に発音がうまくできなくなります。
「ブローカー失語」とも呼ばれます。
②構音障害~話すことに関する筋肉の運動障害の事です。顔の筋肉、唇、
口の中などの言葉を話すための筋肉が麻痺して、うまく話せ なくなります。ただ、言語中枢が損傷しているわけではない
ので、言葉を理解したり、文字を書いたり、本を読んだりする
ことはできます。
2.運動障害
①片麻痺 ~顔を含む身体の左右どちらかの手足(半身)が麻痺する症状
です。
この症状は脳卒中の症状、後遺症で一番多くみられます。
麻痺の程度は全く動かすことのできない重いものから、
手足の先の細かい動きがうまくできなかったり、筋肉が重く
突っ張った様に感じる程度の軽いものまで様々です。
②不随意運動~自分の意志とは別に、手足など身体の一部もしくは全体が動
いてしまい、止めようと思っても止められない症状です。
よくみられるのが、麻痺のない側に力を入れているのに、
麻痺してる側の手や足が勝手に動いてしまう症状です。
③運動失調 ~めまいがする、フラフラする、バランスが悪くなってうまく
歩くことができないなどの症状です。
これは小脳が損傷を受けるとすると起こります。
3.感覚障害
身体の半身が感覚が鈍くなったり、シビレや痛みなど感覚に関する症です。
シビレや痛みはなかなか治りづらい後遺症です。感覚に関する神経は、
運動に関する神経とほとんど同じ経路を通っているので、麻痺などの運動
障害がおこると感覚障害も同時に起こることが多いです。
ほとんどの場合、片麻痺と同じ側に起こります。
また、後遺症として麻痺は残らず、シビレだけが残ることがあります。
4.視野障害(しやしょうがい)
①視野狭窄~視野が狭くなる症状。
②半盲 ~片目もしくは両目で見ても、視野の左右どちらか半分
(または4分の1)しか見えない症状。
③複視 ~物が二重に見える症状。
④視力低下
5.排泄障害(はいせつしょうがい)
①頻尿 ~尿の間隔が短くなり、すぐに尿意を感じるようになる症状。
②尿失禁 ~頻尿などにより、トイレまで間に合わずもらしてしまうこと。
③尿意を感じない
④尿が出ない
6.嚥下障害(えんげしょうがい)
食べ物や飲み物をうまく飲み込めない状態のことです。つばもうまく飲み
込めないので、よだれが垂れたりします。脳卒中後遺症としての嚥下障害は、 飲み込むなどの運動を支配している神経に障害がおこると発症します。
また、食べ物や飲み物が気管に入りやすくなってしまうことで、「誤嚥性
肺炎(ごえんせいはいえん)」が起こりやすくなります。誤嚥性肺炎は
高齢者の脳卒中での死亡原因の1位となる危険なものなので、注意が必要
です。
高次脳機能障害~言語・記憶・思考・行為・学習・注意などに障害が起きた
状態のこと。高次脳機能障害による症状は、見た目や外見
ではわかりにくいため、患者さん自身も自覚していない事が
多く、周囲の人からも理解されにくいものです。
1.言葉の障害~神経症状の1つで、脳の言語に関する機能を支配している部分に
損傷を受けることによっておこる「失語症」と、口のまわりや
口の中が麻痺してスムーズに話すことのできない「構音障害」の
2つがあります。
2.記憶の障害~過去に記憶したことを忘れてしまったり(記憶保持の障害)、
直前の事・過去の事が思い出せなくなったり(再生力の障害)、
新しい事を覚えられなくなったり(記銘力の障害)します。
記憶に関する能力全体が弱くなることもあります。
3.行為の障害~行為の障害は「失行(しっこう)」といいます。
麻痺やシビレなどの症状がない(運動機能の障害のない)のに、
自分の行いたい行動や動作が正確にできない状態のことです。
失行には「運動失行」、「観念失行」、「構成失行」、
「着衣失行」などいろいろなものがありますが、日常生活に
大きく関わるものは「運動失行」と「着衣失行」です。
①運動失行~日常生活の簡単な動作ができなくなります。複数の道具を
順番通りに使う(歯ブラシに歯磨き粉を付けて磨く)などの
行為もできなくなります
②着衣失行~服の着脱に関する障害です。服を着るときに上手く着られな
かったり、服の前後を逆に着てしまったりします。
4.認知の障害~認知の障害は「失認」といいます。感覚障害(視覚、聴覚、触覚
など)に障害がないのに、知っているはずのものが分からなく
なる状態です。
失認には様々なものがありますが、日常生活に大きく関わるもの
は「物体失認」、「聴覚失認」、「半側空間無視(はんそくくう
かんむし)」、「他誌的障害(たしてきしょうがい)」、
「注意障害」です。
①物体失認 ~視覚失認の1つで、よく知っている物でもなんであるか
分からなくなってしまう状態です。見ただけではそれを
認知できないが、音を聞かせたり、触らせたりすること
で認識できます。
②聴覚失認 ~よく知っているはずの音(インターホンの音や電話の音
など)がなんなのか分からなくなってしまう状態です。
③半側空間無視~空間の右側もしくは左側が認識できなくなる状態です。
認識できない側の壁や物が認識できないので、物がある
のに気づかなかったり、歩いていて壁にぶつかったり
します。本人は半分の空間の認識がないという自覚を
持っていません。
④他誌的障害 ~道順がたどれなくなたり、よく知っている道で迷う
「他誌的見当識障害」と、地図で場所を示したり、
地理的な位置関係を言葉で示したりできなくなる
「他誌的記憶障害」があります。
⑤注意障害 ~注意力・集中力が欠けて、集中して物事を行えない、
行ってもミスが多い、ぼんやりしたり、まとまりのある
思考や会話ができない、我慢できなくなるなどの状態
です。本人には自覚はありません。
感情障害~気分や感情の変化を基本とする障害で、感情が不安定になることです。
脳卒中になると、イライラして怒りっぽくなったり、意欲が低下し
て気分が落ち込んでしまうなど、気分や感情が不安定になる
「感情障害」が起こることがあります。
脳卒中になることで、後遺症などにより日常生活がうまくいかなく
なり、その現実を受け止められないために、患者さんが喪失感から 「うつ病」になりやすくなります。
「うつ病」の症状は、意欲がなくなる、やる気がなくなる、不安を
感じる、イライラする、だるい、食欲がなくなる、眠れなくなる、
死にたくなるなどです。
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