表邪を発散させて、表症を治療する方法。
発汗させて表邪を追い出すのが目的であり、発散、発汗法ともいう。一般に熱性疾患の初期で悪寒、発熱、頭痛、筋肉痛、肩や背中のこわばりなどの症状に用いられる。

風邪（ふうじゃ）を分散させる作用のこと。
経絡や肌肉や関節の間に滞留している風邪を分散させる。風には外風（がいふう）と内風（ないふう）があり、内風は鎮静すべきであり、外風は発散するべきであると言われている。
祛風は特に外風に効果が高く、風邪の初期症状などに効果があります。

止痛とは字のとおり、痛みを止める作用のことでです。
痛みのある部位に吸玉を付ける事によって痛みを止めることができます。

清とは冷寒の意味で、清熱とは熱を冷ますことを意味します。
吸玉における清熱の作用は、熱感のある部位に付ける事によってその熱感を取ることができます。捻挫や急性期の挫傷などの熱感をともなう症状に効果があります。

活血とは血液の脈管内運行の不調あるいは阻滞を改善する作用のことです。
この作用により血流が改善すれば、身体の痛みや傷の改善も早まります。